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別府競輪場 マル得バンク特徴

【更新日】2022年5月5日(木)

 別府競輪場のコース周回は400メートル、最大カントは約33°です。
 みなし直線は、59,96メートルと一般的な400メートルバンク(平均56,1メートル)よりもやや長く、【追込】が有利な競輪場となっています。



 曲線は、「レムニスケート曲線」を採用しています。特徴として、インを走行していてもカーブを曲がっているうちに外側に膨らんでしまいやすいという点があり、【捲り】は早めか遅め(早め:1コーナー付近、遅め:3コーナー付近)の仕掛けが良く、バックストレッチでの捲りになると、3コーナー付近で膨らみやすくなるため不利になりやすいです。また競る場合は、2コーナーまでに決着させないとその後の展開が厳しくなります。


 海沿いにある競輪場のため、季節を問わず風が吹いており、夏場と冬場では吹く方向が異なります。夏場は【バック追い風】、冬場は【バック向かい風+強風】になることが多く、そのため、夏場と冬場では決まり手が異なることが多いです。


夏場 バック追い風になり、先行ラインの【逃げ】や【差し】が決まりやすい。
冬場 バック向かい風になり、先行選手は残りにくく、【捲り】や【追込】が決まりやすい。

 別府競輪場の統計データによる決まり手は、【差し】が約4割を占めていますが、注目すべきは、【逃げ】による決まり手も約3割を占めているという点です。
 別府競輪場の特徴は「風」であるため、夏場と冬場によっては攻め方が変わるのが原因かもしれません。発走前やオッズ画面中は風に関する情報を随時更新して放送していますので、ぜひ車券購入の参考にしてください。




協力:(一社)日本競輪選手会 大分支部

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